震災後6年になる今も、被災した方々の深い痛みを感じることがあります。交流会でぽろっと漏らされたひとこと、裁判の陳述書に吐露された想い、けなげなふるまいの中に見える苦衷・・・。昨年に引き続き、岡山に来られた避難者さんのお話を、じっくりうかがうことができました。ひとりひとり違いながら、ひとりひとりに共通するものがある。それを大切にしながら、これからも関わっていけたらと思います。
木島美奈子
2014年3月に東京都町田市より岡山市へ。 夫が転職して半年先に岡山入りし、次男の小学校卒業後に母子が後を追うというレア形態の家族移住組です。 子育ての傍ら、マイペースに数秘術や潜在意識の仕事をする主婦ですが、 2年続けて避難移住者のお話を聞く機会をいただきました。 深い胸の内を聞かせてくださったみなさま、本当にありがとうございました。
高橋美智代
2014年3月に横浜市から子ども二人と岡山市に移住。岡山に来て、たくさんの出会いを頂き、たくさんの人に助けてもらいながら今があります。コットン古都夢の避難者交流会や、「子ども未来・愛ネットワーク」メーリングリストもその一つでした。
宮岡義人
子ども未来・愛ネットワークで避難者の方や保養に来られる方の支援をしています。
初めて話を聞いた人も2回めに話を聞いた人もありましたが。昨年に続き2回めに話を聞いた人は、避難者として感じたことだけでなく「わたしが」(その人が一人の人として)感じた思いを聞けた気がします。
飯塚 亜希
3.11時は、福島でペンションを営んでいました。自然の美しさに一目惚れをして移り住んだ福島、そこを離れる選択は心がちぎれるようでした。ペンションで被災者の受け入れをした後に岡山に来てから、原発事故によって心や身体を傷つけられた人たちが岡山にも多くいることを知り、一緒に悲しみ涙を流し笑いながら、支援活動を続けてきました。6年目のいまを伺って「泣くこと・笑うこと・休むこと」の大切さを、あらためて感じています。
※各ページ( )内の記述について、聞き取りを行った日付とスタッフの名前を書いています。
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